Ubuntu

2022年8月19日 (金)

Xubuntu 22.04をMacBook Pro 13* 2009へインストール

前回、Xubuntu 20.04から22.04へのアップグレード失敗の記事を書いた。今回は、インストールのメモ。

Xubuntu 22.04のisoファイルをダウンロードし、Macのターミナルで次の手順でインストール用USBメモリを作る。Etcherというソフトを使うとGUIでお手軽に作ることができるようだが、そのやり方に気づかなかった・・・。

  1. Macにインストールに使うUSBメモリを接続し、diskutil listコマンドでUSBメモリのIDENTIFIERを確認する。うちのMacBook Proは壊れた光学ドライブを取り外してHDDを追加してUbuntu用にしているので、内蔵ドライブが2台ある。そのため、USBメモリはdisk3となる
  2. diskutil eraseDisk FAT32 UNTITLED /dev/disk3 でUSBメモリをフォーマット。最後のオプションは上の手順で確認したIDENTIFIER
  3. diskutil unmountDisk /dev/disk3 でUSBメモリをアンマウントする
  4. sudo dd if=~/Downloads/isoファイルの名前 of=/dev/disk3 bs=4028 でUSBメモリに書き込む。予めhdiutil convertコマンドでisoファイルをdmgやimgに変換しておくと、bs=1mと指定する。以前はそのやりかたでややったような記憶があるな
  5. 特に進捗表示もなく数十分かけて処理が行われる。処理が終わればターミナルに新しいコマンド行が出ている。処理が行われているのを確認したいため、アクセスランプ付きのUSBメモリを使った 
  6. diskutil eject /dev/disk3 で論理的に取り外し。その後物理的に取り外し

Macを再起動する。起動音が鳴ったらすぐにoptionキーを押し、USBメモリをセット、現れたUSBを選択して起動。

インストールを進める途中でインストール先の選択があるので、カスタマイズ画面で以下のようにマウントポイントを指定。

  • Xubuntuが入っていたパーティション:/
  • home用パーティション:/home
  • tmp用パーティション:/tmp

swap用パーティションはそのまま再利用されるみたい。念の為Xubuntu用パーティションを選択して(たぶん選択する必要はないと思うが)インストールをクリック。

Ubuntuがよく壊れるのでhomeは別パーティションにしている。

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2022年8月17日 (水)

Xubuntu 22.04へアップグレード失敗

MacBook Pro 13" (2009)の内部に増設したHDDにXubuntu 20.04あたりを入れてあったのを、22.04へアップグレードしようとした。普通にXubuntu自身のソフトウエアの更新を実行したのだが、再起動後にXubuntuが立ち上がらなくなっていた。前回も同じようなことがあったような気がする。Xubuntuは予備環境なので潰れていてもそれほど困らないのだが、ダウンロードしたisoからインストール用USBメモリも作ったので、ぼちぼちインストールし直す予定。

Windowsも大概壊れやすいOSだと思うが(特にレジストリ)、Ubuntu系はもっとひどい。MacBook Proとの相性が悪いということなのかもしれないが、昔NEC Lavieに入れていたときも大きな更新は決死の覚悟が必要だったな。

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2021年5月 7日 (金)

MacBook Pro 13" 2009にUbuntu Studio 2104をインストール→Xubuntu 2004LTSへ変更

MacBook Pro 13" 2009にインストールしてあったUbuntu Studio 2010が壊れて起動しなくなったのは3月のこと。2010はアップデート時にエラーが出たもののその後も一応使えていたが、起動のたびにエラーが増えていきついに立ち上がらくなった。

メインの環境はmacOSなので放置していたが、Ubuntu Studio 2104がリリースされたのでインストールすることにした。

Ubuntu Studio 2104のiso イメージをダウンロードし、8 GBのUSBメモリにコピーする。Macはディスクとして認識できているメディアなら何からでも起動できるので、このUSBメモリから起動してインストールする。うっかりDVDに焼いて起動しようとすると、起動だけで20分ぐらいかかるが、USBメモリからならUSB 2.0接続でも数分で起動する。ISOイメージファイルは2.6 GB程なので、4 GBのUSBメモリでもいいと思うのだが、手持ちで丁度いいサイズのものは8 GBしか持っていないし、この8 GBのメモリはアクセスランプもあるのでなんとなく安心感があるので使うことにした。

まず適当なUSBメモリをMacに接続。ターミナルを起動し、次のコマンドでデバイスノードを確認。

diskutil list

続いてUSBメモリのマウント解除。うちのMBP13は500 GB HDDと64 GB SSDを内蔵しているので、USBメモリはdisk2だった。

diskutil unMountDisk /dev/disk2

これでUSBメモリがデスクトップから消えればよい。消えなければ何か間違っている。

USBメモリを抜かずに、次のコマンドを実行して書き込む。/dev/disk2の部分はさっき調べたもの。

sudo dd if=/ダウンロードフォルダの絶対パス/ファイル名.iso of=/dev/disk2 bs=1m

ddコマンドは作業の進捗が表示されないので、アクティビティモニタのディスクでddの読み込み量を見てisoファイルサイズと比べるとどの程度作業が進んでいるかわかる。

今回は壊れたUbuntuのパーティションにUbuntu Studio 2104をインストールするので、作業終了後に再起動。起動音が鳴ったらoptionキーを押して起動ディスクたちが表示されるのを待つ。USBメモリのEFI Bootを選んでreturnキーを押す。

Ubuntu Studio 2104のDVDイメージはライブCDとして立ち上がる(通常のUbuntu 2104はライブCDかインストーラか選択する画面がある)。デスクトップにあるインストーラを起動してインストールする。

最初に言語、キーボード(ここで日本語(Dvorak)を選べるのが偉い)、地域を選択。次にインストール先のディスク・パーティションの選択。右上のプルダウンメニューで内蔵させたSS D(sdb)を選び、ウインドウ下のパーティションマップでもともとシステムを入れてあった30 GBのパーティション(今の条件だとsdb4)を選ぶ。パーティションマップの上にもともとホームに使っていたパーティション(sdb5)を/homeとしてマウントするオプションが出ていたのでチェックしてインストール。

数十分でインストール終了。立ち上げてKDEシステム設定で言語を日本語にする。その他のアプリケーションも言語が英語なので、日本語に。なんか、フリーズしやすいぞ・・・。リリース直後にはありがちだが。

Ubuntuは半年ごとのバージョンアップを行うたびにどこか壊れていく印象があるので(最初に使ったのは1104あたりだったか?)、Xubuntu 2004 LTSに変更することにした。

今度は Xubuntu 20.04.2のisoファイルをダウンロードし、上記と同じ手順でUSBメモリに書き込む。インストーラを立ち上げインストールに使う言語、キーボード配列、インストール時の更新適用とプロプライエタリなドライバの適用(無線LANで必要)を指定。インストール先のパーティション選択で、システム用の30 GBのパーティションを/にマウント、ホーム用の20 GBのパーティションを/homeにマウントするように自分で設定する。インストールを続けると地域の選択後ファイルのコピー・展開が始まる。15分程で終了。

再起動してXubuntuを立ち上げる。日本語用リソースの追加インストールを求められたのでインストール。NVIDIAのGeForce 9400M用のドライバが有効になっているため、ディスプレイの輝度が最大から変更できない。オープンソースのドライバに変更して再起動。ディスプレイの輝度を変更できるようになった。メニューや各ソフトの表示フォントや言語を設定していく。

今回は以前のインストールとユーザー名を変えたので、FirefoxやThunderbirdの設定フォルダを前のユーザーのフォルダから持ってくる。ユーザーのホーム直下にある.thunderbirdと.conf下にある.mozilla。Dolphinで隠しファイルを表示とすると簡単に見つけることができる。コピーして起動すれば、アドオンやローカルメールボックスやアカウト設定をそのまま使える。

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2020年5月17日 (日)

Ubuntu Studio 20.04

MacBook Pro 13" 2009に入れてあるUbuntu Studioを19.10から20.04へアップグレードした。

2週間ぶりにUbuntuを立ち上げてみたらアップグレードのメッセージが出ていたので、そのまま実行。特に問題なく終了。

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2019年11月 9日 (土)

Ubuntu Studio 19.10へのアップグレード

MacBook Pro 13" 2009に入れてあるUbuntu Studio 19.04を19.10へアップグレードした。いつものように、今回もすんなり行かなかった。最近すんなりアップグレードできたことがないような気がする。

ソフトウエアの更新で19.10へのアップグレードがあると表示が出たので「アップグレード」のボタンをクリックしたが始まらない。

今はデュアルブートにしてあるMacの方で書いているので、コマンドを確認できなくてうろ覚えで書くのだが、

sudo apt-get update

sudo apt-get upgrade

でアップデートが保留されているパッケージが1つ見つかった。

sudo apt-get install パッケージ名

でそのパッケージをインストールし、ソフトウエアの更新の「アップグレード」ボタンからアップグレードができた。一応その後エラーは出なかったので、無事できた模様。

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2018年9月29日 (土)

ソフトウエアの更新でハングアップ

ソフトウエアの更新を実行中にフォントの追加を~/.fontsに行っていたら、システムがハングアップしてしまった。
仕方がないので電源を切って立ち上げ直し、再度ソフトウエアの更新を行おうとしたら、前回の更新が失敗したのでインストールできない、というようなメッセージが表示された。
更に、ターミナルで
sudo apt-get install -f
を実行してみろと表示されるが、これはエラーとなって今度は
sudo dpkg --configure -a
を実行しろと出る。これを実行すると、

/var/lib/dpkg/updates/0111

の0行目付近にエラーがあるという意味不明なメッセージが表示された。
で、件のファイルをMousepad(テキストエディタ)で開こうとすると、おかしな文字があるからだめだと。このフォルダの0110までのファイルの種類は「平文テキストファイル」と表示されるのに、これは違う(忘れたが)。このファイルを作成中にハングアップしたのだと考え、rmコマンドで削除。
再度
sudo dpkg --configure -a
を実行すると、今度は同じフォルダの0112でエラーが。こちらはCのソースファイルみたいなファイルの種類だったのだが、やっぱり壊れているようなので削除。
もう一度コマンドを実行したら正常に終了した。
念の為
sudo apt-get install -f
を実行するが、特に問題なく終了。
ソフトウエアの更新を起動したら、インストールを完了するためにコンピュータを再起動しろとのこと。

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2018年5月19日 (土)

Ubuntu Studio 18.04

我が家のMacBook Pro 13" 2009の光学ドライブはかなり前に壊れてしまったので、取り外して64GBのSSDを取り付けてある。これにUbuntuを入れてあるのだが、17.10のときはUbuntuを使った後に再起動してmacOSで起動すると、内蔵キーボードを認識しない、USBオーディオインターフェースの認識が怪しいということが頻繁に起こった。
Ubuntu 17.04は一部機種でBIOSをロックしてしまうというバグが有ったが、他にも色々怪しいところがあったのではないかと疑っている。
Ubuntu 18.04にアップデートしてからは、Ubuntu→macOSの再起動で内蔵キーボードを認識しなくなることはなくなったように感じている。

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2017年6月17日 (土)

Ubuntu Studio 16.10を17.04へアップグレード

メニューのシステム→ソフトウエアの更新を実行し、16.10の更新が終わると17.04へのアップグレードを確認されるようになった。しばらく放置していたが、そろそろ良いかと思って更新した。

更新の所要時間は45分ぐらいだったろうか(途中で離れてしまったのでよくわからないが)。

アップグレード時に無線LANは危険だという話を見ていたので、有線接続で実施。特に問題は生じないでアップグレードできた。

うちのMacは普段はOS Xのディスクから起動する設定だったのが、アップグレード後はREFINDから起動する設定になっていた。起動時にoptionキーを押して起動ディスクをOS Xにして起動し、コントロールパネルの起動ディスクでOS Xのディスクを指定し直した。

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2017年5月20日 (土)

UbuntuでDvorak配列

UbuntuでDvorak配列を使うのが随分簡単になっていた。

12.04あたりだと何かの設定ファイルをいじった覚えがあったが、16.10では設定マネージャーのキーボードでDvorak配列を選ぶだけ。

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2017年5月13日 (土)

UbuntuにWine

MacBook ProにUbuntu Studio 16.10 64bit版を入れてあるが、ソフトウェアセンターからWineをインストールしても、ホームにwineフォルダができず、当然Windowsのプログラムも実行できず、ちゃんとインストールされない。

少しググると、64bit環境ではWineが素直に動かないとかなんとか。

WINEHQのサイトを見に行くと、Wine 2.xを32bitアーキテクチャーを有効にしてからインストールする手順が記されているので、その通りにインストールする。

昔32bitのUbuntuにソフトウェアセンター(当時そういう名前だったかどうか定かではないが)からインストールしたときは、GUIでWinecfgを実行できたような気もするけど、今回はターミナルエミュレータからの実行。Winetricksもホームにダウンロードされてしまったので、後で/opt/wine/bin/あたりにターミナルエミュレータで移動しておこう。

ともかく、Wineをインストールして、WinecfgでWindows環境のメニュー等のフォントを設定したらWindowsアプリケーションが動くようになった。動かしたいのはクラリスワークス4.0だけだけど。

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