Altivec最適化LAME 3.98の速度
Altivec最適化LAME 3.98の速度を比べてみた。変換元ファイルはAIFFファイルでサンプルレート32kHz, 108秒, カンテレの演奏。変換オプションは-V4でフレーム数は3091だった。
比較したのはAltivec最適化版LAME 3.98 2008/7/13版で、コンパイラがgcc3, gcc4, gcc4.2.1のもの。マシンは500 MHzのPowerPC 7410を載せたPowerMac G3 266DT(いわゆるベージュG3)、Panther。比較用に、Windows XPでrarewaresから落としたものも測ってみた。なお、rarewaresにあるMac OS X用バイナリは10.4以降対応のようで、実行しようとすると
dyld: ./lame can't open library: /usr/lib/libncurses.5.4.dylib (No such file or directory, errno = 2)
Trace/BPT trap
というエラーが出てしまう。したがって、10.3.9で使える唯一のLAME 3.98エンコーダかもしれない>Altivec最適化版LAME
以下は、同じエンコードを5回行った時のplay/CPUの値。 Mac OS XもWindows XPもマルチタスクOSなので、LAMEコマンドがOSから貰うCPU timeはCPUの全ての時間ではないため、実際のエンコード時間は演奏時間をこの数値で割った値よりも長くなる。
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