ちょっとした違い
MacとWindowsを使っていて、ほんの些細な事なんだけど大きな違いを感じることがある(なんか矛盾した表現だな)。ウインドウのパーツの配置が違うなどというような目立って大きなものは意識しやすいので、両方の環境を交互に使っていても混乱する事は無い。むしろ「あれっ?」と思うのは、目立ちにくい些細な違い。
今回ネタにするのは3つ。一つはマウスクリックとモディファイアキーの押下の取得タイミングの違い。例えば、Webページ内に複数のリンクがありこれを次々にCommand+クリック(WindowsのFirefoxやSafariだとControl+クリック)して別のタブで開こうとする場合。mixiなんかで顕著なのだけど、開いたページの読み込みや表示に時間がかかると、ある場所をクリックしたという情報がアプリケーションに伝わるのに遅れが生じる。Macだとリンクの文字列をクリックした時にCommandキーを押していると、それがクリックしたときから遅れてアプリケーションに渡されてもちゃんとCommandキーが押されていた事が伝わる。しかし、Windowsではなぜかアプリケーションにマウスクリックのイベントが渡された時に押されていたモディファイアキーの情報が取得されてしまう。つまり、クリックした時に何かのキーを押していても、クリックし終わってキーから手を離してしまうと、その後にクリックした事がアプリケーションに伝えられてもキーを押していなかった物として扱われてしまう。Macではマウスクリック時にモディファイアキーが押されていたかどうかという情報も同時に取得されているようだけど、、Windowsではマウスクリックとキー入力は別々のイベントキューで扱われているように見える(本当にそうなっているのかは未確認だけど)。
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