MacBook Pro 13" 2009とBitPerfect
BitPerfectという名前のiTunes/ミュージック用のアプリケーションを使っている。こいつの動作はその名前とはちょっと違って(?)、iTunes/ミュージックの出力を指定したビットレート・サンプリング周波数で出力する。音源のサンプリング周波数の2のべき乗でアップサンプリングするために使っている。自分のiTunesには48 kHzや44.1 kHzだけではなくて、32 kHzの音源も入っていて、USB DACが対応しているならきちんと整数倍のサンプリング周波数で出力したい。
MBP13/2009はCore2Duoとかなり性能が低いせいか、あるいは2009年製造とかなり古くて老朽化しているせいか、BitPerfectの設定によってはUSB DACから出る音が割れたりノイズまみれになってしまう。FX-01J TYPE-Aだと音が割れる、U-44だと数分間聞いているとだんだんノイズまみれになる(音が細切れになる?)という感じになる。
FX-01J TYPE-Aではアップサンプリングと最大サンプルレートを96 kHz、最大ビット数16 bitで音が割れなくなった。FX-01J TYPE-Aそのものは96 kHz/24 bitまで対応していたはず。
U-44では同じ設定でもどうやらだめなようで、サンプルレートやビット数にかかわらずディザがTriangular High Pass Ditherだとノイズが出てくることがわかった。CoreAudio (Noise Shaped Dither)では96 kHz、最大ビット数24 bitで使えている。
FX-01J TYPE-AはMBP 15/2017へ持っていったら問題なく使えるようになったためMBP 13/2009でテストはしていないが、ひょっとしたらこっちもディザの設定を変えたら24 bitで動作したのだろうか。24 bitなんてビット長が活きるようないい環境でもいい音源でもないのでわざわざテストしようとは思わないけど。
2023/9/2追記
その後、上記の設定でも音が割れるようになってしまった。音源のファイルにも依存している気もする。さらに設定をいじって、次の設定で安定している。
General
Integerモード:オフ
バッファーサイズ:256 MB
Sound
SRC:SoX 14.3.2 VHQ Intermediate
アップサンプリング:96.0 kHz
2のべき乗(2x / 4x)でアップサンプリング
ディザ:CoreAudio (Noise Shaped Dither)
最大サンプルレート:96.0 kHz
最大ビット数:24
デバイスバッファサイズを最大に:オン ← 以前はこれにチェックを入れていなかった。これが勝利の鍵?
極性の反転をデフォルトに:オフ
ギャップレス再生を無効に:オフ
iTunes
iTunesとのやり取りを最小化:オン
固定インデックスをデフォルトに:オフ
iTunesのAirPlayデバイス使用を停止:オン
音量を自動調整 を有効にする:オン
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