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2019年3月23日 (土)

Windows 10にアップグレードしたら遅くなったDell Latitude E6520

Dell Latitude E6520をWindows 7からWindows 10に上げたのだが、動作速度が非常に遅くなった。
ハードウエアの仕様は以下。Windowsのアップグレードに伴い、メモリとストレージの増強もした。
CPU:Core i7 2.7GHz
RAM:4GB→16GB
ストレージ:250GB HDD→256GB SSD
タスクマネージャーで詳細表示のパフォーマンスタブで、CPUの速度が0.61GHzに張り付いて動かないことが分かった。標準で2.7GHz、Turbo Boostで3GHzぐらいになるはずなのに。
CPUのクロックが上がらないという事例を検索すると、Windows 10へのアップグレードに伴って発生している事例を多数見つけることができた。
ACアダプタやAC電源の不調(Latitude E5510では問題ないのだが)、BIOSとチップセットドライバとWindows 10のバージョンの不整合(BIOSとドライバは最新、Windows 10は1809)、コントロールパネルの省電力設定(Intel Graphics Adaptorの電源使用時の設定をバランスにするといいらしい)などが原因とされているようだが、手元のE6520では解決しなかった。
バッテリのみで駆動する場合は問題ない。ACアダプタを正常に動作しているE6520のもの(どちらも65Wの同じ電源アダプタ)と交換しても直らないので、少なくともACアダプタの故障ではないようだ。
BIOSのPOST設定にAC Adaptorのチェックの項目があり、なぜかもともとチェックしない設定になっていた。チェックして再起動すると、適切なACアダプタではないという表示が出る。90Wアダプタを使えということなのだろうか?
BIOSのSpeed Step Technologyのチェックを外すと、常時2.7GHzで動作することを確認した。このノートは長時間つけっぱなしで使うので、この設定で使うのは避けたい。
BIOSの設定や電源管理の設定をいじっても直らないので、ThrottleStopというツールをダウンロードして使用。これを動作させておくとクロックが正常になる。自分の設定は、次の項目にチェックを入れている。
  • Clock Modulation, 100%
  • Chipset Modulation, 100%
  • Set Multiplier, 31(クロックが定格の2.7GHzになるように設定した)
  • Power Saver
  • BD PROCHOT
  • SpeedStep
  • C1E
  • TaskBar
また、Optionsでバッテリ使用時は無効にチェックを入れている。ウインドウ下部のTurn Onを押して動作が有効になる(表示はTurn Offに切り替わる)。最後にSaveを押して、設定を保存する。
ThrottleStopは管理者権限が必要なので、スタートアップにショートカットを放り込んでおくだけだと起動時に確認を求められれて面倒。また、このPCは複数の人がサインインしなおして使うので、他のユーザーに説明するのも面倒。ということで、タスクスケジューラでPCのスタートアップ時に最上位特権で実行するようにした。この場合は通知領域に何も表示されなくなってしまうが、タスクマネージャーを見るときどうしているのはわかるし、クロックも正常動作に戻っているので問題ない。

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