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2014年11月 8日 (土)

iTunes-LAMEとiTunes 12

MacBook Pro 13" (2009)でiTunes-LAMEを使っている。購入直後にインストールし、Leapardの時からOSもiTunesも上書きインストールをして使ってきていた。今回、新規作成したユーザーアカウントでiTunes-LAMEを設定しようとして躓いたので記録する。

以前手持ちのCDをすべてApple LosslessでPowerMac G3につないだHDDに取り込んだ。今iTunesにMP3化してあるCDは、手持ちのCDの大部分ではあるが全てではない。また、CDの取り込みはLAMEを使うようになる前のことで、ほとんどがMac OS 9上のiTunes 2でエンコードされている。

iTunesのMP3エンコーダは、聴感よりは周波数特性優先のエンコードをするので、LAMEに比べて音が悪い。エンコード速度だけは速いのだが、Altivec(SSE)最適化LAMEの方がもっと速い。そこで、Apple Losslessで取り込んだデータからLAMEを使ってMP3へ変換することにした。

CDをApple Losslessで取り込んだHDDは念のためマスターとして保存。1TBのポータブルHDDを買ってきて、これはMBPのTimeMachine用HDDを復元して新しいTimeMachine用HDDとする。旧TimeMachine用ディスクにApple Lossless取り込み済みHDDを復元して、圧縮作業用とする。

作業用に新規にユーザアカウントを作成した。これでログインしてiTunesの初期設定でiTunes Mediaフォルダの場所を作業用のポータブルHDDに変更。まだライブラリには何も登録されていないので、ファイルメニューのライブラリに追加でポータブルHDDのiTunes Mediaフォルダを指定し、ライブラリへの登録作業が終わるの待つ。

iTunes-LAMEをインストールする。オリジナルのアーカイブからインストールしてもいいのだけど、不精していつもの自分のユーザーアカウントで使っているiTunes-LAMEを作業用ユーザーのパブリックフォルダにコピーしておき、これを作業用ユーザーのライブラリ:iTunes:Scriptsフォルダへ移動する。Scriptsフォルダは自分で作成。Lion以降では自分のアカウントのライブラリフォルダは不可視なので、Finderでoptionキーを押しながら移動メニューをプルダウンして「ライブラリ」を選択する。

以前の記事
にも書いたとおり、iTunes-LAMEをcontrolキーを押しながらクリックして、コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」とする。Contents:Resources:Import with LAME....scptのエイリアスを作り、iTunes-LAMEがあるScriptフォルダへ置く。

これでiTunesにアップルスクリプトメニューが現れるはずなのだが、出てこなかった。理由はよくわからないが、Yosemiteでエイリアスを作ると、エイリアスのファイルサイズが数十〜数百KBとすごく大きくなっている。以前は数KB程度だったので、エイリアスの内部形式がいつの頃からかわからないが変わってきているようだ。そのせいでiTunesがスクリプトファイルのエイリアスをちゃんと認識しないのではないかと思う。

いつも使っている自分の環境でスクリプトファイルのエイリアスを作りなおしたらiTunesにアップルスクリプトメニューが出なくなってしまったので、やっぱりYosemiteのエイリアスは昔のものとは違うらしい(ひょっとしたらLionとかMavericksあたりから変わっていたのかもしれないが、分からない)。

次のいずれかの方法でアップルスクリプトメニューが表示されることが分かった。

  • Import with LAME....scptのショートカットではなく、ファイルそのものをScriptsへコピーする
  • Import with LAME....scptのショートカットではなくて、シンボリックリンクをScriptsへ作成する

今回は複数ユーザーでiTunes-LAMEを使うために、各ユーザーのライブラリ:iTunes:Scriptsにインストールするのではなくて、起動ディスクのルートにあるライブラリの下にインストールすることにした。ライブラリの中にはiTunesというフォルダがあるが、Scriptsフォルダが多分存在しないので、まずこれを作成する。次にiTune-LAMEをScriptsフォルダへコピー。うちのマシンのiTunes-LAMEにはSSE最適化版LAMEを入れてあるので、ダウンロードしてあるアーカイブからではなくてもともと使っていたiTunes-LAMEをコピーする。

次に、シンボリックリンクを作るのはターミナルで行う。ターミナルを起動し、次の操作を行う。
1. カレントディレクトリをライブラリ:iTunes:Scriptsフォルダへ移動

cd /Library/iTunes/Scripts

2. シンボリックリンクの作成

sudo ln -s iTunes-LAME.app/Contents/Resources/Import\ with\ LAME....scpt Import\ with\ LAME....scpt

パスの中に空白文字がある時は「\ 」に置き換えるのが注意するところ。

iTunes-LAMEのインストール先が各ユーザーのライブラリ:iTunes:Scriptsの場合は、Finderではoptionキーを押しながら移動メニューから「ライブラリ」を選んでiTunesフォルダを開いてScriptsフォルダを作成、iTunes-LAMEをコピーする。ターミナルの操作では、1.のディレクトリの移動を

cd ~Library/iTunes/Scripts

とすればいい。2.の方は相対パスでの操作なので変更の必要はない。

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