« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年11月

2011年11月26日 (土)

TigerでClamAV 0.97.xのビルド

Mac OS X 10.4 TigerのXcodeのgcc 4.0にはバグがあってclamavのビルドができないと以前書いたが、gcc 4.0でもデバッグモードでビルドすれば一応ビルドできるらしい。時間はかかるらしいが。

もっと安直に、gcc 3.3ならビルドできるのは分かっているので、gcc 3.3でビルドすることにした。

clamav-update.confの後ろの方を以下のように変えた。

# custom phase specifier
$Setting{phase}->{specifier} = sub {
    # use build-in specifier

    PhaseSpecifier4ClamAV4ClamXav();

    push @{$Phase{install}->{method}}, (
        [qw(/Library/StartupItems/ClamAntiVirusDaemon/ClamAntiVirusDaemon restart)],
    );

    push @{$Phase{install}->{method}}, (
        [qw(chown root /usr/local/clamXav/bin/freshclam)],
        [qw(chmod u-s /usr/local/clamXav/bin/freshclam)],
        [qw(/Library/StartupItems/FreshClamDaemon/FreshClamDaemon restart)],
    );

    # other customization
    $Phase{build}->{method} = [
        [qw(gcc_select 3.3)],
        [qw(./configure --prefix=/usr/local/clamXav)],
        [qw(make)],
        [qw(gcc_select 4.0)],
    ];

    # return success
    1;
};

変更は最後の # other customization の部分。gccのバージョン選択を指定しているだけ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月19日 (土)

lame 3.99.1でいろいろな環境を比較

lame 3.99.1 Altivec/SSE最適化版(とrarewaresからダウンロードしたもの)でいろいろな環境での速度を比較した。

全て同一の音源(サンプルレート44.1kHzのaiffファイル)、lameのオプションは-V5で、速度はplay/CPUの値とした。Ubuntuのみ3.98.4(もちろん通常版)。
CPUの処理効率の目安として、Play/CPUの値をクロック周波数で割った値も記した。MacBook AirとMacBook Proはすべて64bit版のバイナリでの比較。

                                                                      Play/CPU         [Play/CPU]/クロック
コンピュータ                CPU        クロック GHz  OS               最適化版 通常版  最適化版   通常版
Apple MacBook Air 11"(2011) Core i7    1.8(2.9)      OS X 10.7.2      64.4             35.9(22.3)
                                                     Win 7 SP1        61.8     51.5    34.3(21.3) 28.6(17.8)
Apple MacBook Pro 13"(2009) Core2Duo   2.26          OS X 10.7.2      39.1     29.2    17.3       12.9
Toshiba Satellite K31       Celeron    2.16          Win XP SP3       32.7     27.3    15.2       12.7
Dell Vostro 200             Core2Duo   1.8           Win XP SP3       27.2     21.7    15.1       12.1
HP dc5100 SFF PM215AV       Pentium 4  3.2           Win XP SP3       24.9     20.0     7.8        6.3
Dell Optiplex GX620         Pentium D  2.8           Win XP SP3       21.6     18.0     7.7        6.4
HP nx6120                   Celeron    1.4           Win XP SP3       17.4     15.7    12.4       11.2
NEC LaVie LL700/6           Celeron    1.8           Ubuntu 11.10               9.6                5.3
Toshiba Dynabook SS2010     Pentium 3M 0.863         Win XP SP3                 8.0                4.4
Apple PowerMac G3 266DT     PowecPC G4 0.5           Mac OS X 10.4.11  6.4             12.9

Core i7はTurboBoostが効いていると考え(実クロックは未確認)、最高クロックで割った数字を括弧内に記した。それでもCore2Duo以上の効率なのはさすが。

東芝Sattelite K31のCeleronはCore系のコアなので、lameの変換速度がクロック数の割に速い。これが実際の操作感に反映されているかというと微妙なところで、変換速度で2/3のDell Optiplex GX620の方が通常のWindowsの反応としては速い。デュアルコアであることやFSBやプロセッサのキャッシュ構成なんかが効いているのだろうけど。

東芝Dynabook S2010はMobile Pentium IIIなのだが、SSE最適化版は起動しなかった(エラーで終了)。Pentium III MもSSEは持っているのだが、SSE最適化版はSSE2を要求するので動作しない。

クロック周波数あたりの速度を見ると、Pentium系の数値がダントツで低いのがわかる。PowerPCはやっぱり効率のいいCPUだったんだな〜とも思う。

という記事を用意していたら、11/18に3.99.2がリリースされていた。Altivec/SSE最適化版もRarewaresのも即日更新されている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月12日 (土)

Ubuntu 11.10へアップグレード

NEC LaVie LL700のUbuntu 11.04を11.10へアップグレードした。

10月中旬にアップグレードを一度試したのだが、この時はうまく行かず11.04を再インストールする羽目になった。敗因はUSB無線LAN子機でのLAN接続でアップグレードしたことかも知れない。11.04ではUSB無線LAN子機でのLAN接続が不安定で、接続が切断されることがよくあるので、このせいかな?

二度目はLaVieをルータの近くまで持って行って有線接続とした。念のため11.04でUSB無線LAN子機を使うためにしておいた設定を元に戻しておく。11.04のアップデートを行い、USB無線LAN子機を外した状態で11.10へのアップグレードを実行。

今回のアップグレードは問題なく終了。ただしキー配列の設定が元に戻ってしまっていたので、再度Dvorak配列化の作業を行う。えっと、変更箇所の3つめの  symbols/evdev.lst は rules/evdev.lst だな。

USB無線LAN子機 Logitec LAN-W150N/U2WHは以前は細工が必要で、しかも11b(54Mbps)での接続だったが、今回は挿せばそのまま認識して、11n(150Mbps)で接続できるようになった。よしっ o(^^)o

Ubuntu日本語ホームページ https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/UpgradeOneiric の記述に従い、Japanese Teamのリポジトリを有効にしておく。

元からインストールしてあったGoogle Chrome, Thunderbird(3.1.15から7.0.1へ上がっていたが), Opera 11.5, mozc, polipoなどはそのまま使えている。ただ、全体にまだ不安定な感じがあり、タッチパッドが反応しなくなった(USBマウスは動作した)ことがある。
IME(ibus)のメニューがアップグレード直後は表示されていたのだが、いつの間にか消えていて、これまたいつの間にか復活。
Thunderbirdもアップグレード直後は英語版のままで、言語設定のコントロールパネルを開いてアップグレードしてやらないと日本語にならなかった。
Google Chrome 15が不安定になったり、Nautilusの動きが悪くなったり、いろいろある (^_^;)

この不安定感がMacやWindowsに置き換える気にならない理由の一つ。最も大きな理由は、20年以上使ったMacには愛着があるので離れる気にならないということだけど。

不安定さの大きな要因はUSB無線LAN子機だろうと思う。これについてはまたもう少し考えたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 6日 (日)

lame 3.99.1

Altivec/SSE最適化lameのページに表題のものが掲載されていたので早速ダウンロードしてみた。

例によって速度を比べてみる。今回の音源は前回のものとは違う。オプションは-V5のみ指定。

MacBook Pro 13"(2009), Core2Duo 2.26GHz, OS X 10.7.2
lame      play/CPU  kbps
3.98.4(32) 28.143   129.9
3.99(32)   32.772   124.2
3.99(64)   38.142   124.2
3.99.1(64) 38.735   124.2
3.99(64)   29.176   124.0  rarewaresからダウンロードしたもの

PowerMac G3, PowerPC G4 500MHz, Mac OS X 10.4.11
lame      play/CPU  kbps
3.98.2     6.5374   130.1
3.98.4     6.6659   129.8
3.99       6.4122   124.2
3.99.1     6.4634   124.2

LaVie LL700/6, Celeron 1.8GHz, Ubuntu 11.10
lame      play/CPU  kbps
3.98.4     9.5742   129.8  Ubuntuソフトウエアセンターからインストール

MacBook Proではrarewaresから落とした普通の3.99(64bit版)を走らせてみた。SSE最適化版はrarewaresにアップされているものの1.3倍の速度となった。

PowerPC版はおよそ6.5倍前後。全てAltivec最適化版。

LaVieのUbuntuで試した3.98.4は9.6倍の速度。

今回はAltivec/SSE最適化版のMac OS Xバイナリに加えて、Windows用のlame-3.99.1-win-20111106.zipというファイルもあった。解凍すると32bit版と64bit版の2種類が入っている。後でPentium Dのマシンで走らせてみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 3日 (木)

iTunes-LAME / iTunes 10.5 / Lion

LionとiTunes-LAMEの組み合わせでCDを取り込めないというコメントを頂いたので、少し試してみた。環境はOS X 10.7.2 Lion, iTunes 10.5.1, iTunes-LAME 2.0.9.34, Altivec/SSE最適化LAME 3.99 20111030版。iTunes-LAMEの中にあるlameを最適化版LAMEに置き換えてある。ハードウエアはMacBok Pro 13"(2009), Core2Duo 2.26GHz, RAM 4GB, HDD 320GB。

すぐ取り出せるところにあった2枚のCDを使用
CDDBによるタイトル 結果
マクロスF O.S.T.1 娘フロ。 取り込み可能
炎神戦隊ゴーオンジャー サウンドグランプリ 2nd ソングコレクション 取り込み不可能

マクロスフロンティアの方はiTunes-LAMEの設定でCDをハードディスクにキャッシュするというチェックをつけると普通のスピードで読み込むことができたが、チェックを外すと取り込みスピードがかなり遅くなった。どちらも変換した結果は同一で、問題はなかった。

ゴーオンジャーの方はかなりだめで、CDをハードディスクにキャッシュするというチェックをつけた状態ではiTunes-LAMEがクラッシュしてしまった。

ただし、iTunes-LAMEで直接読み込めないCDでも、次の手順で取り込むことができた。

  1. iTunesでAIFF形式で取り込む
  2. 取り込んだCDの曲でプレイリストを作成
  3. 作成したプレイリストからiTunes-LAMEでmp3に変換
  4. AIFF形式のファイルと変換用プレイリスト(不要ならば)を削除

この方法ならiTunesのCDのエラー訂正機能が有効だと思うので、直接iTunes-LAMEで取り込むよりいいかも知れない。

実は1年前に、Mac OS X 10.6.5(64bit起動) + iTunes 10.1 + iTune-LAME 2.0.9.34 + Altivec最適化LAME 3.98.4の組み合わせでも試してみていて、ほぼ同様の結果になっていた。エラーメッセージは少し違うようだが。なお、Mac OS X 10.4.11 + iTunes 9.2.1だとこのゴーオンジャーのCDも取り込める。

おそらくCDのタイトルが長すぎるのが原因ではないかと思う。今回取り込めなかったCDのタイトル名は全角で32文字+半角1文字となっている。そこで、色々な長さのタイトルのAudio CDを作って、iTunes-LAMEで読み込めるか試してみた。

タイトル文字数:読み込み結果
  全角27文字:読み込み可能
  全角28文字:読み込み不可能
  半角80文字:読み込み可能
  半角81文字:読み込み不可能

以上からできる推測は、iTunes 10.xはCDのタイトルをUnicodeで扱っているらしいということ。全角で27文字だと、一文字3バイトとして81バイト。これなら半角で81文字まで行けそうなんだけど、私がどこか数え間違っているか考えが間違っている可能性もあるけど、だいたい合っているのでよしとしよう(いいのか? ^^;) テスト用のCDのタイトルの文字数を数え間違った可能性が一番高いけど。

式で書けば、CDのタイトルの文字が以下の条件ならiTunes 10.x + iTunes-LAMEの組み合わせで直接取り込むことができる。
  [全角文字数]×3 + [半角文字数] <= 80

iTunes 9.xでちょっとだけ試したら半角161文字でも取り込むことができたので、iTunes-LAMEがAppleScriptでやり取りするのに使っているCDタイトル用の記憶サイズが10.xでかなり小さくなってしまったようだ。

話は変わって、Altivec/SSE最適化LAME 3.99 20111030版はついに64bitのバイナリも同梱された。今までは64bit版のパフォーマンスが出ていなかった、ということなのかな? ともあれ、今回は64bt版が最速とのこと。
同じaiffファイルを20111021版の32bitバイナリと変換速度を比べてみたら、-V5オプションの時に34倍速→39倍速、-V4オプションの時に31倍速→37倍速となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »