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2007年8月 2日 (木)

ExcelとOpenOffice.org CalcとGnumeric

ExcelとOpenOffice.org CalcとGnumericについて。

これらのソフトはそれぞれよく似たような関数を持ち、似たような機能を持っている。CalcとGnumericはExcelをかなり強く意識して作られたソフトである。どちらもExcelのファイルの読み書きができる。

OperOffice.orgはかなりExcelのクローンっぽいが、Excelの分析ツールが無いのとVBAのマクロはそのままでは使えないのが目立って違うところ。Novell版OperOffice.orgとそのコードを使った一部の版のOperOffice.org(たしかUbuntu付属のOpenOffceとMacのNeoOfficeは対応)ではVBAがかなりそのまま使えるけど。Excelの分析ツールに相当するものは無い模様。

GnumericはExcelの分析ツールにほぼ対応するツールが揃っている。こちらもVBAのマクロは使えないのだけど、Gnome Basicプラグイン(どこにある?)を追加するとVBAのマクロが動作するらしい。また、関数がやたらと充実している。Win版では日本語入力も問題なくできる。MacPortsでインストールしたMac OS XのX11で動作するものは、日本語の表示は問題ないけど入力ができない(うちのOSがPantherだからかも?)。他のソフトからのコピー&ペーストは可能。

Gnumericはグラフの作成機能が気に入っている。Excelではできない、対数グラフの軸を任意の数から始めるという事ができる(Excelでは必ず10のべき乗から始まるが、Gnumericでは20から3000というような指定が可能、OpenOffice.org CalcもExcelと同様)。また、通常のリニアスケールのグラフでも、Excelでは指定した数値から目盛りが振られてしまうが、Gnumericではもう少しインテリジェント(?)な目盛りの振り方をしてくれる。例えば、数値軸の範囲を-5から105にして、目盛りを0から100まで20ずつ振るという事ができる。デフォルトの目盛り線が軸の外側の設定なのもよろしい。某サイトで10桁しか精度が無いと言われていたExcelのGammaln関数は、Gnumericでは15桁程度の精度が出ている。OpenOffice.org CalcはなぜかExcelと同程度(ただし全く同じではない)の精度だったのだけど、Gnumericはこの点も優秀。OpenOfficeの方は誤差もExcel互換? しかし、前の記事に書いたようにBasicの負号の優先順位がVBAと違うのでよくわからないところだ。他には、Gnumericは数学向けの関数がExcelより充実していて面白い。

Windows版のGnumericはUNCが使えない(ネットワークドライブにドライブレターを与えればアクセスできると思う)他は十分実用になると思う。MacのX11で動くものは実用として使うにはかなり辛いけど。ネットワーク上のボリュームは見えないし、クリップボード経由ではスプレッドシートの数値データ位しかやり取りできないし、グラフの色は変だし、日本語の入力ができないし。

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