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2006年12月10日 (日)

XPでのトラブル

たまにはWindowsの話を。

某所のPCの動作がおかしくなって、直そうとしたけど直せなかったという事で「負け戦」の日記。

マシンは某メーカー製のWin XP機。普段自分は使っていないマシンなのだけど、必要があって新しいユーザーアカウントを作成し、ついでにとばかりにデフラグをかけた後に事件は起こった。作業後に再起動して、ようこそ画面でログイン画面を出すためにCtrl+Alt+Delキーを押すとキーボードとマウスが動かなくなってしまいログインできないという症状。正確には、どのキーを押しても固まってしまう。本体の電源ボタンを押すと普通にWindowsがシャットダウンするので、OSのコア部分は生きている模様。ファイル共有は生きているので、とりあえず他のマシンから見えるファイルは全てネットワーク越しにバックアップしておく。

Safeモードでもログインできずに固まる。こういう場合まず疑わしいのはレジストリの破損だよなー、と思ってレジストリを元に戻そうとしたのだけど、XPだとどうやればいいんだ? (^^;) たしか回復コンソールというのがWindowsにはあったはずだよなー、と調べたら、回復コンソールをあらかじめハードディスクにインストールしていない場合は(今回はもちろんインストールしていない)WindowsのインストールCDで起動せよとある。えっと、メーカー製なのでインストールCDはないぞ。リカバリCDはあるけど。もうちょっと調べたら、MicrosoftからXPの起動フロッピーをダウンロードできるとあるので、ダウンロードして6枚のフロッピーを作成。が、PCのFDドライブが潰れているようでフロッピーから起動できない(もちろんBIOSで起動優先順位がFDD→CD→HDDの順なのは確認済)。CDからの起動しか手段が無くなったところで、さっき調べた中にこのフロッピーを使って起動CDを作るやり方があったのでその準備をして最初の日はお終い。

翌日。CD-Rに前日調べた手順で起動CDを作り、壊れたPCを起動してみる。まず現在のレジストリをバックアップして、回復ポイントに保存してある無事に起動した一昨日のレジストリと入れ替える。念のためレジストリのファイルサイズを見ると、回復ポイントに保存されたファイルと比べて妙にサイズが大きく、その数値も妙に切りがいい数字で、いかにも壊れてますというにおいがする。レジストリを入れ替えて再起動・・・直っていない (;_;) 原因はレジストリではないのか・・・。ということで、ブートログをとる設定で起動してログを見る。キーボード関係で読み込んでいないドライバがあるのを発見。それはもともとWindowsのドライバではなくて、私が入れた窓使いの憂鬱のドライバなのだけど。そういえば、前日の作業中に窓使いの憂鬱のフォルダが空になっていて(ドライバはSystem32?Driversにあるけど)使用者が削除したのかと思っていたんだった。とりあえず窓使いの憂鬱のドライバをコピーしたら動くかもと思って、フロッピーにコピーしたけどやっぱりドライブが潰れていて読めない。USB接続のフロッピードライブを持ってきたけど、ドライブは認識するけどファイルはコピーできない。うがー。

さらに翌日。昨日作った回復コンソール入り起動CDにコピーしたいファイルを追加してさらにCDを作成。このとき、いくつかフォルダを追加したらCDからの起動に失敗するようになってしまった。結局ファイルそのものをi386フォルダ内にコピーして起動できるCDを作成できた。んで、問題のファイルをコピーしてやっても、やっぱりログインできない。えーっと。ブートログを良く読むと、読み込めないドライバのパスがおかしな指定になっている。????C:?Windows?System32?Drivers?ってどこのディレクトリ? 回復ポイントに残っている最古のレジストリ(2ヶ月前のもの)やWindows?Repairにあるレジストリでも試してみたのだけど直らない。ひょっとしたら他にも壊れたシステムファイルがあるのかも。OSのインストールCDがあれば修復セットアップで直ったかも知れないけど、ないものはどうしようもないという事で、方針をシステムの修復からデータのバックアップ後再インストールに変更。さて、バックアップはどうやってとろう? このマシンのHDDはCとDドライブの二つにパーティションが切ってあるので(さらにリカバリ用のパーティションもあるが)Cの内容をDにコピーすればいい。でも、回復コンソールだとその作業ができない。

という事でさらに翌日、KNOPPIX 5.0.1の起動CDを作って起動してみた。おお、NTFSもちゃんと読めるぞ。さあバックアップだ〜と始めたら、サブフォルダが8個ぐらいになるとエラーが出てコピーできなくなってしまう。ううむ。結局開き直ってPCからHDDを取り出し、別のPCにつないでアレやコレやをバックアップする。どうせ消してしまうのならちょっと変わった設定にしてしまえと、元々20GBのCドライブを2GB FATと18GB NTFSのCドライブに分割。元のPCに戻してリカバリ作業を開始。ディスク先頭の2GBのパーティションにリカバリしようとして領域不足のエラーが出た為、回復コンソールCDで起動して2GBのパーティションを削除してからリカバリ開始 (^^;) 今度はちゃんと18GBのパーティションにリカバリされた。

ネットワークの設定をしてサービスパックをあて、プリンタドライバ等を追加、アプリケーションのインストール、さっき消した2GBのパーティションを再作成しページングファイルを設定、せっかくなのでテンポラリディレクトリはDドライブに。ユーザプロファイルフォルダもDドライブにおければ理想的だけどそれは面倒だからやめておく。自分のマシンだってMy DocumentsをDにおいてあるだけだし。今回は前の環境を復元しなくてはならないのでMy Documentsも動かさない。ユーザアカウントを作成しバックアップからデータ等を戻しておおむね元の環境が復元できた。ショートカットやExcelのリンク切れを防ぐために、元の使用者が使っていたディレクトリ構造をそのまま再現した。都合で以前とは別のユーザーアカウントを使ってもらわなくてならなくなったのだけど、新しく作ったアカウントのプロファイルフォルダに前のアカウントの内容をコピーするのは容量の無駄な上どちらを編集したか間違えそうだし、リンク切れを防ぐためにパスは変えたくない。そこで、新しいアカウントのMy Documentsやスタートメニュー、デスクトップ等のフォルダに古いアカウントへの再解析ポイントを設定する。再解析ポイントはファイルシステムの機能なので、Explorerやその他のアプリケーションソフトはうまくだまされてくれる。

これで終わったかと思ったら、元のCドライブの内容をバックアップしたディレクトリに本来の使用者のアカウントではアクセスできない事がわかったので、アクセス権を設定し直す。ついでに共有フォルダのアクセス権も変更。長い戦いだった。しかも負けてばかりの (;_;)

トラブルの原因は、ディスクの管理情報がおかしくなっているところにデフラグをかけてとどめを刺してしまったということなのである。このPCの電源をとっているテーブルタップが緩くて、夏頃に何度も動作中にコンセントが抜けてしまうという事があり、今回のトラブルの種はその辺りで蒔かれた可能性が高い(テーブルタップは抜けにくいタイプに替えたが)。起動時にCHKDSKが立ち上がった場合、このマシンの使用者はいつもキャンセルしてくれていたらしい・・・種から出た芽に水や肥料をやっていたんだなあ。窓使いの憂鬱のフォルダの中身やそのドライバの消失はそうやって起こったんだな。ファイルが消えている時点で気づけばとどめを刺さずに済んだのだろうけど。まあ今回は壊れかけていたファイルシステムをきれいに再構築できたから良かったという事にしておこう。久しぶりの「良かった探し」だ (^^;)

これからはWindowsのタスクを使って、Dドライブやネットワーク上の共有フォルダに自動でバックアップするようにしておこう。今まではMy Documents下の1フォルダだけ手動で時々とっていただけだったけど、ユーザープロファイル下全部(Tempは除くが)をとっておくようにした方がいいなあ。

2007.2.11追記
Knoppixでは日本語名のフォルダの圧解に問題がある模様。今時まだそんな程度なのか?>Knoppix
回復コンソールではディスクやディレクトリのアクセスに制限があるので、ここここを見てあらかじめ手を打っておいた方がいいと思う。もちろん回復コン ソールもあらかじめインストールしておくのが無難だ。今回の問題のマシンは、付属のOSがXP Pro SP1で、その後SP2に上げたら回復コンソールをインストールできなくなってしまった。起動CDを作ってあるからいいか (--;)

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コメント

詳しいですね。
私は、ウィンドウズに関する知識がすっかり時代遅れになってしまいました。

投稿: taknom | 2006年12月10日 (日) 08時08分

taknomさんこんにちは。コメントありがとうございます。

詳しくないですよ〜。私はMacユーザーですから (^^) Mac OS Xも使い始めてまだ半年の初心者マーク付きユーザーです。

Vistaは職場の気の早い人は自宅のマシンに入れる算段をしているようですが、思わず「人柱がんばってねっ」と肩を叩いてあげたくなりました。そのVistaからはNTFS5で実装されたリパースポイントやハードリンクの機能がようやく表立って使えるようになるみたいで、さらにシンボリックリンクも実装されるそうです。なんでもVistaのユーザープロファイルやProgram Filesフォルダは、もっと短いパスを持つ実体へのシンボリックリンクになっているそうで。

それにしても、Windowsを使っていると「Macなら・・・で済むのに」と思う事が多いこと。今回は回復コンソールはインストールされていない、インストールCDは無いという状況でしたが、Macだったらシングルユーザーモードで立ち上げてある程度何とかなったんじゃないかなと思ってしまいます。日頃の行いが悪いと何ともならないかもしれませんが・・・。

自宅のマシンは外付HDDから起動して通常の起動ディスクをメンテナンスできますし、通常の起動ディスクも8GBというかわいいパーティションなのでディスクユーティリティでディスクイメージとしてバックアップを作成していてあり、起動ディスクの復元は楽ちん(の筈)です。

投稿: yish | 2006年12月10日 (日) 12時48分

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