2024年1月 2日 (火)

サインインに失敗するWindows 10

起動ディスクがHDDのWindows 10 デスクトップPCで、電源Onからのサインイン時にユーザープロファイルを正しく読み込めないのか、一時プロファイルとなっていることがある。一旦サインアウトし、再度サインインすることでエラーもなく使うことができる。

高速スタートアップが有効な場合と無効な場合両方で発生。サインイン画面が表示されてすぐにパスワードを入れてサインインすると高確率でこの状態になる。サインイン画面になってから数分待ってサインインすると正常にサインインできる。

Windowsのデフラグは初期設定のまま毎週水曜に実施され、状態を見ても断片化無しと表示される。のだが、ディスクアクセスが多いときにサインインに失敗しているように思えるので、最近使っていなかったMyDefragでデフラグした(System Disk Monthly)。結果、サインイン画面が表示されてすぐにパスワード入力・サインインしても正常にサインインできるようになった。Windowsの起動時間を測っていなかったけど、ひょっとしたらそちらも早くなっているかもしれない。やはり、MyDefragでのデフラグは時々やっておくのがいいようだ。それにつけてもWindows標準デフラグの役に立たなさよ。

MyDefragはWindows 8.1以降では問題があることがあるらしいのだけど、自分の環境では問題なし。

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2023年8月18日 (金)

MacBook Pro 13" 2009とBitPerfect

BitPerfectという名前のiTunes/ミュージック用のアプリケーションを使っている。こいつの動作はその名前とはちょっと違って(?)、iTunes/ミュージックの出力を指定したビットレート・サンプリング周波数で出力する。音源のサンプリング周波数の2のべき乗でアップサンプリングするために使っている。自分のiTunesには48 kHzや44.1 kHzだけではなくて、32 kHzの音源も入っていて、USB DACが対応しているならきちんと整数倍のサンプリング周波数で出力したい。

MBP13/2009はCore2Duoとかなり性能が低いせいか、あるいは2009年製造とかなり古くて老朽化しているせいか、BitPerfectの設定によってはUSB DACから出る音が割れたりノイズまみれになってしまう。FX-01J TYPE-Aだと音が割れる、U-44だと数分間聞いているとだんだんノイズまみれになる(音が細切れになる?)という感じになる。

FX-01J TYPE-Aではアップサンプリングと最大サンプルレートを96 kHz、最大ビット数16 bitで音が割れなくなった。FX-01J TYPE-Aそのものは96 kHz/24 bitまで対応していたはず。

U-44では同じ設定でもどうやらだめなようで、サンプルレートやビット数にかかわらずディザがTriangular High Pass Ditherだとノイズが出てくることがわかった。CoreAudio (Noise Shaped Dither)では96 kHz、最大ビット数24 bitで使えている。

FX-01J TYPE-AはMBP 15/2017へ持っていったら問題なく使えるようになったためMBP 13/2009でテストはしていないが、ひょっとしたらこっちもディザの設定を変えたら24 bitで動作したのだろうか。24 bitなんてビット長が活きるようないい環境でもいい音源でもないのでわざわざテストしようとは思わないけど。

 

2023/9/2追記

その後、上記の設定でも音が割れるようになってしまった。音源のファイルにも依存している気もする。さらに設定をいじって、次の設定で安定している。

General
 Integerモード:オフ
 バッファーサイズ:256 MB

Sound
 SRC:SoX 14.3.2 VHQ Intermediate
 アップサンプリング:96.0 kHz
 2のべき乗(2x / 4x)でアップサンプリング
 ディザ:CoreAudio (Noise Shaped Dither)
 最大サンプルレート:96.0 kHz
 最大ビット数:24
 デバイスバッファサイズを最大に:オン ← 以前はこれにチェックを入れていなかった。これが勝利の鍵?
 極性の反転をデフォルトに:オフ
 ギャップレス再生を無効に:オフ

iTunes
 iTunesとのやり取りを最小化:オン
 固定インデックスをデフォルトに:オフ
 iTunesのAirPlayデバイス使用を停止:オン
 音量を自動調整 を有効にする:オン

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2023年8月11日 (金)

USBオーディオインターフェースZOOM U-44でノイズ

ZOOM U-44というオーディオインターフェースを使い始めたのだが、iTunesやAudacityで再生して音を出し始めて数分経つと音がノイズだらけになる。Macの音声出力を他のデバイス(内蔵スピーカなど)に変えて戻すと音は出るが、数分でノイズまみれになる。

USBケーブルを替えたり、USBハブを介さずにMacに直接繋いだり色々試したのだが、最終的には電源の設定だった。

U-44をUSBオーディオインターフェースとして使うときは、USBバスパワーか電池または5Vの外部電源で使う(本体の切替えスイッチで使う電源を指定)。USBバスパワーよりは外部電源のほうが安定しているだろうと思って、U-44用の外部電源も購入して使っていた。これをUSBバスパワーに切り替えたら少なくとも30分間はノイズが出ることがなかった(30分以上はまだ試していない)。

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2023年7月29日 (土)

USBオーディオインターフェース更新

自分専用に使っているMacBook Pro 13" 2009は、USBオーディオインターフェース(またはUSB DAC)にアンプとスピーカーをつないで音楽を再生している。2年半前に書いた記事ではGriffin社のPowerWaveにソニーのミニコンポのアンプをつないでいると書いていたが、家の中で機器の入れ換えなどをして、今は以下のようになっている。

PC:MBP 13 2009 — USB AI:ZOOM U-44 — AMP:FOSTEX AP-20d — SP:Audio Pro IMAGE 11 + YAMAHA YST-SW150

PC:MBP 15 2017 — USB DAC:FX AUDIO FX-01J Type A — AMP:SONY TA-MS77 — SP:TEAC LS-101 + YAMAHA YST-MSW10

TV:SONY KDL-40EX720 — HDMI DAC Cypress Technologies DCT-25 — AMP:FOSTEX AP-15mk2 — SP:SONY SS-MD77

MBP 13で使っているUSBオーディオインターフェースのZOOM U-44は、FMチューナーの光デジタル出力を取り込むために最近使い始めた。その前はFX-01 Type Aだったのだが、FX-01に比べてU-44の音は端整な印象。FX-01はちょっと荒削りな感じがする。AP-20dはハイ上がりな周波数特性で、IMAGE 11との組み合わには向かない(むしろAP-15mk2のほうがいいと思う)のだが、AP-15mk2の低音感をテレビ用に使いたかったのでこの組み合わせになった。

MBP 15にはPowerWaveをつないでいたのだが、MBP 13にU-44を買ったので押し出される形でFX-01Jがこちらへやってきた。TA-MS77があまりメリハリのない音なので、やはりぼんやりした音になるPowerWaveよりはFX-01Jとの組み合わせのほうが良さそう。LS-101は低音が出ている雰囲気はあるのだが、所詮小口径スピーカーのバスレフなので本当の低音は出ていない。密閉型のIMAGE 11はレベルは低いながら割と低い音も出ているのに、これはバスレフだから仕方がないところ。なのでアクティブスーパーウーファーのYST-MSW10を併用。

KDL-40EX720は10年ぐらい前の液晶テレビだが、内蔵スピーカーの音が貧弱で、この前に使っていたKV-29DR5という4.5リットルのウーファーボックス付き12cmウーファーのブラウン管テレビに比べると低音はスカスカ。中高音は今のテレビのほうが明瞭だけど。そこで、他のコンポーネントの故障によって余ってしまったミニコンポのスピーカーにAP-15mk2を組み合わせ、イヤホン端子から音を取り出した。これで劇的に改善したのだけど、しばらく聞いていると中高音がうるさく重低音が足りなく感じるようになった。今更AVアンプを買ってまでアップグレードする気はないので、ARC対応のHDMI→アナログコンバータのDCT-25を導入した。これで人の声のうるささもなくなったし、題名のない音楽会の楽器の音もまあまあの音質で聞くことができるようになった。

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2023年1月 1日 (日)

Officeのライセンス認証が外れた

macOSをCatalinaからVenturaに上げたせいなのか、Microsoft Office Home & Business 2019のライセンス認証が外れてしまっていた。OSのアップグレード前までは問題なく使えていたのだが。バージョンも気づいたら2021になっていて、Excelの更新日は2022/12/10だった模様。Officeが最新版に更新されたせいなのか、昨年末にOSをアップグレードしたせいなのか・・・。そういえば昨日Onyxでキャッシュ類(アプリケーションキャッシュなど)を削除したけど、そのせいか? タイミングとしてはOnyxだな orz

Microsoftアカウントにサインインし直してライセンスを認証させて復活。

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2022年12月24日 (土)

外付けHDDが遅くなった

MacBook Pro 13" 2009にUSBハブを介して接続してある外付けHDDが突然マウント解除され、その後自動で再接続されたら転送速度が異常に遅くなっていた。ついでにUSBハブにつないであるSDカードリーダも遅くなっている。

システム情報のUSBの項目で外付けHDDやカードリーダーを見ると最高12 Mb/秒とある。本来はUSB 2.0なので480 Mb/秒なのだが。理由はわからないがUSB 1.1だと認識されているようだ。

MacにつながっているUSBハブや機器を外しても正しく認識してくれないので、SMCリセットを行った。このMacBookの場合はctrl+opt+shiftを押しながら電源キーを10秒間押し、同時に手を放す。ついでにNVRAMのクリアも行っておく。こちらは電源キーを押してすぐにcommand+opt+P+Rを押し、起動音を2回聞いたら手を放すという手順。

その後はUSBポートの速度が正常に戻った。

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2022年8月29日 (月)

Bluetoothオーディオのビットレート

macOS 10.13 HighSierraはBluetooth Explorerを使ってBluetoothの設定や接続状態の確認ができる。

ELECOM LBT-AVWAR700というBluetoothオーディオレシーバーとmacOS 10.13のMacBook Pro 13" 2009の接続状況を確認してみた。

まず、AAC接続で鋼の錬金術師(古い方のアニメ版)のブラーチャを再生。音源はiTunesからApple Lossless。ビットレートのグラフをキャプチャした。横軸は時間(秒)、縦軸はビットレート(Bytes/s)。

イントロから1番。10秒あたりから歌(ソロ)。50秒あたりから合唱パート。ソロパートは伴奏も控えめなためか、ビットレートが低い。合唱になると情報量が増えるためビットレートが26 KB/sから 30KB/sまで上がる。
1

間奏から2番へ。間奏部は最高で32 KB/sぐらいまで行くところがあるが、30秒からボーカルのソロパートが入ると演奏も控えめになりビットレートが下がる。70秒ぐらいから合唱パートになり1番と同様にビットレートが上がる。
15

AACではCBR接続を指定しなければ、音楽の内容に応じてビットレートを変化させているようだ。

次に、Bluetooth ExplorerでAACを無効、apt-Xを有効にする。こちらの曲は東京スカパラダイスオーケストラのALMIGHTY。20秒〜40秒はAAC接続。最高で25 KB/sぐらい。75秒以降はapt-Xで44 KB/sぐらい。apt-Xは、どんな曲でもビットレートが変わらない。
Aacaptx-almighty

うちは隣に某運送会社の配送センターが有るため、トラック無線のせいでWi-Fi/Bluetooth/FMラジオの接続品質が悪い。特に運送会社に近い方の部屋では無線LANは1日に数回切れるし、Bluetoothのイヤホンも1曲の中でなどもブチブチ切れる。FMもそのままだとS/Nが20 dBほど悪化する(こちらは色々手を打ってよほど強いのが来ない限り目立つS/Nの悪化がないようにできた)。

オーディオレシーバーは家の中でも運送会社から遠い方の部屋で使っているが、15分に1回ぐらいはプチッと切れる(apt-X)。のだが、apt-Xだと切れやすく、AACだとほとんど切れないことに気づいた。apt-Xのほうが高音質という謳い文句に惹かれてそちらを使う設定にしていたが、ビットレートが高い分外来の妨害に弱いように思える。実はapt-XでもAACでも音質は大差ない(自分にとっては)。エンコーダの音質にもよるのだろうが、どちらかというとAACの方が好みだ。

apt-XとAACの切換は、Bluetooth Explorerで設定を変更して機器と接続し直して行うのだが、設定と再接続を繰り返していたら接続できなくなってしまった。一瞬つながるのだが、すぐに切れてしまう。
ライブラリフォルダのPreferencesにあるBluetoothの初期設定ファイルを捨てたりPRAMクリアしてもだめだった。

Bluetooth ExplorerのToolsメニューからBluetooth Device Cacheをえらび、LBT-AVWAR700を選んでDelete Allし、Audio OptionでEnable AACとDisable AACの両方に入っていたのをEnable AAC(もちろんDisable apt-Xも設定しておく)だけにしたら接続できるようになった。設定変更と切断・再接続を繰り返したのでキャッシュがおかしくなったのだろう。

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2022年8月19日 (金)

Xubuntu 22.04をMacBook Pro 13* 2009へインストール

前回、Xubuntu 20.04から22.04へのアップグレード失敗の記事を書いた。今回は、インストールのメモ。

Xubuntu 22.04のisoファイルをダウンロードし、Macのターミナルで次の手順でインストール用USBメモリを作る。Etcherというソフトを使うとGUIでお手軽に作ることができるようだが、そのやり方に気づかなかった・・・。

  1. Macにインストールに使うUSBメモリを接続し、diskutil listコマンドでUSBメモリのIDENTIFIERを確認する。うちのMacBook Proは壊れた光学ドライブを取り外してHDDを追加してUbuntu用にしているので、内蔵ドライブが2台ある。そのため、USBメモリはdisk3となる
  2. diskutil eraseDisk FAT32 UNTITLED /dev/disk3 でUSBメモリをフォーマット。最後のオプションは上の手順で確認したIDENTIFIER
  3. diskutil unmountDisk /dev/disk3 でUSBメモリをアンマウントする
  4. sudo dd if=~/Downloads/isoファイルの名前 of=/dev/disk3 bs=4028 でUSBメモリに書き込む。予めhdiutil convertコマンドでisoファイルをdmgやimgに変換しておくと、bs=1mと指定する。以前はそのやりかたでややったような記憶があるな
  5. 特に進捗表示もなく数十分かけて処理が行われる。処理が終わればターミナルに新しいコマンド行が出ている。処理が行われているのを確認したいため、アクセスランプ付きのUSBメモリを使った 
  6. diskutil eject /dev/disk3 で論理的に取り外し。その後物理的に取り外し

Macを再起動する。起動音が鳴ったらすぐにoptionキーを押し、USBメモリをセット、現れたUSBを選択して起動。

インストールを進める途中でインストール先の選択があるので、カスタマイズ画面で以下のようにマウントポイントを指定。

  • Xubuntuが入っていたパーティション:/
  • home用パーティション:/home
  • tmp用パーティション:/tmp

swap用パーティションはそのまま再利用されるみたい。念の為Xubuntu用パーティションを選択して(たぶん選択する必要はないと思うが)インストールをクリック。

Ubuntuがよく壊れるのでhomeは別パーティションにしている。

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2022年8月17日 (水)

Xubuntu 22.04へアップグレード失敗

MacBook Pro 13" (2009)の内部に増設したHDDにXubuntu 20.04あたりを入れてあったのを、22.04へアップグレードしようとした。普通にXubuntu自身のソフトウエアの更新を実行したのだが、再起動後にXubuntuが立ち上がらなくなっていた。前回も同じようなことがあったような気がする。Xubuntuは予備環境なので潰れていてもそれほど困らないのだが、ダウンロードしたisoからインストール用USBメモリも作ったので、ぼちぼちインストールし直す予定。

Windowsも大概壊れやすいOSだと思うが(特にレジストリ)、Ubuntu系はもっとひどい。MacBook Proとの相性が悪いということなのかもしれないが、昔NEC Lavieに入れていたときも大きな更新は決死の覚悟が必要だったな。

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2022年1月 4日 (火)

Apple MagicMouseが壊れた

Apple MagicMouseをUSB Bluetoothアダプタを介してWindows PCで使っていたが、夏前頃から接続がすぐに切れるようになってしまった。Windows 10を20H1から20H2へ上げた頃だったので、最初はドライバとの相性を疑ったのだが、新しいドライバがリリースされることもなく、MagicMouseを使わなくなっていた。

最近他のノートPCでMagicMouseを使おうとしたら、全然認識できなくなっていた。MacBook Airでも認識できず、どうやらMagicMouseが壊れているのだと結論した。かなり昔にアルカリ電池を液漏れさせてしまったので、電解液が10年ぐらいかけて回路を腐食させたのかも知れない。iFixItの分解写真を見ると、液漏れのひどかった付近にBluetoothのチップがある。

マウスやリモコン、時計のような消費電力が小さい機器にアルカリ電池を使うのは危険だ。10年ぐらい前のこの液漏れ以降、マンガン電池を使うようにしている。最近はeneloop系のニッケル水素電池も使っている。これらの機器ににアルカリ電池を使うと、電池の寿命を超えても機器が動作する程度の電力を供給できてしまうので、電池の寿命に気づきにくい。気がついたときには液漏れして電極が腐食しているというパターンになる。マンガン電池は液漏れする前に機器が動作しなくなるし、万一液漏れしても被害は小さい。残念なのは、100均以外ではマンガン電池をあまり見かけないこと。ニッケル水素電池も電力がなくなって機器が動作しなくなる。マンガン電池のように安全な電解液というわけではないし、過放電は電池の寿命を縮めるので、液晶が暗いとかリモコンの反応が少し鈍いかと思ったら替えるようにしている。

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